

深江菅細工保存会
「摂津名所図会 深江編笠店」より
かつて伊勢参りの道中笠として菅笠を買い求める人々でにぎわった深江の地では、 現在もその菅細工の技術が受け継げられ、深江菅細工保存会によってその伝統を守る取り 組みが行われています。
菅笠をはじめ、色紙掛け、茶道に関わる円座、釜敷きなどを製作し、また、歴代天皇即位 ・大嘗祭の御菅蓋や、伊勢神宮式年遷宮の御料笠御笠・御翳も献納しています。 平成23年10月には、伊勢神宮において、第62回神宮式年遷宮御装束神宝菅御笠並びに菅 御翳の菅編綴部分の献納式が行われ、また同時期に、伝統文化ポーラ賞地域賞を受賞しま した。






大嘗祭の菅笠の制作 大正4年
式年遷宮の菅笠の制作 昭和28年
式年遷宮の菅翳の制作 昭和28年
式年遷宮の菅笠の制作 昭和28年
菅笠の骨組みの制作
昭和30年頃の深江の菅田
写真:深江郷土資料館 展示解説パンフレットより